医療関係者・元年金相談員のいる社労士事務所◆オフィス・スマート
「会社員は年金保険料をたくさん払って損しているのでは?」という声がありますが、実は会社員が加入する厚生年金制度には、個人では得られない多くのメリットがあります。
厚生年金は会社と社員が保険料を折半して負担しています。たとえば、月収88,000円なら本人は8,052円負担、会社も同額を負担します。この合計16,104円の中には、基礎年金(国民年金)分も含まれており、実質的に会社員は国民年金より少ない負担で2階建ての年金を得られる仕組みになっています。
さらに厚生年金に加入することで、将来的に老齢年金の上乗せ部分(厚生年金分)だけでなく、障害年金や遺族年金の支給にも影響します。特に収入が少ない人にとっては、自己負担が少ないのに給付の手厚い制度と言えます。
2025年からは会社の負担分もねんきん定期便に記載され、制度への理解が深まる契機になるでしょう。老後資金は一人ひとりの工夫も必要ですが、制度の恩恵も正しく知って活用することが大切です。
◆厚生年金保険|日本年金機構HP(別のウインドウが開きます)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/index.html
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1st Upload 2025.06.30 No.6940
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