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【スポットワークとは?】短時間アルバイト活用時の注意点5つを社労士が解説!!

【必見】スポットワーク利用時の注意点|短期アルバイトでも“雇用契約”です!
最近注目されている「スポットワーク」(短時間・単日単位の仕事)は、自由な働き方を可能にする一方で、企業・労働者双方に労働関係法令の理解が求められます。ここではスポットワークに関する基本的な注意点を簡潔にまとめました。
注意点①:スポットワークも「労働契約」です
スポットワークであっても、労働者と使用者の間には原則として「雇用契約」が成立します。
そのため、労働基準法や最低賃金法などの法令が適用されます。
「業務委託だから関係ない」と誤解すると法令違反になるおそれがあります。
注意点②:労働条件の明示が必要
スポットワークでも、雇用契約の締結時には労働条件の明示が必要です。
賃金、労働時間、業務内容、就業場所などを文書やアプリ上で通知しなければなりません。
曖昧なまま働かせることは、トラブルの原因になります。
注意点③:安全配慮義務がある
企業側には、業務中の事故やケガを防ぐための安全配慮義務があります。
作業内容に応じた事前説明や研修、安全具の貸与などが求められます。
学生アルバイトなどが初めての現場で戸惑わないよう配慮が必要です。
注意点④:労災保険の適用対象です
スポットワーク中に事故やケガが発生した場合、労災保険の対象になります。
雇用保険の加入要件(週20時間以上など)に該当しない場合でも、労災は原則適用されます。
万一の備えとして、企業も労働者も知っておくべきポイントです。
注意点⑤:使用者としての責任を認識
プラットフォームやアプリ経由で人を雇う場合でも、仕事を依頼した企業が「使用者」とみなされるケースがあります。
たとえマッチングアプリを介していても、責任を免れられるわけではありません。
スポットワークの活用は人手不足対策にも有効ですが、労働法令の理解なく運用するとトラブルの原因になります。
詳しい運用方法や契約形態に不安がある場合は、当事務所にご相談ください。
参考資料・公的リーフレット
制度の正しい理解のために、厚生労働省が発行している以下のリーフレットもぜひご確認ください。
使用者(企業)向けリーフレット
■スポットワークの適切な活用に向けた留意事項|厚生労働省HP(別のウインドウが開きます)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001512297.pdf
労働者(学生・副業者等)向けリーフレット
■スポットワークで働くときの注意点|厚生労働省HP(別のウインドウが開きます)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001512298.pdf
ご相談窓口のご案内
スポットワークに関する雇用契約、労働条件の明示、労災対応など、制度の詳細や企業での運用方法についてのご相談は、当事務所までお気軽にお問い合わせください。
☆「スポットワークを導入したいがリスクが不安」「学生アルバイトを安全に雇いたい」など、状況に応じた具体的なアドバイスを行っています。初回相談無料です!
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1st Upload 2025.07.24 No.6964

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