働き方の多様化に対応!「多様な正社員」制度を導入する5つのステップと実践ツール


医療関係者・元年金相談員のいる社労士事務所◆オフィス・スマート

働き手のニーズが多様化する中で、企業も新たな雇用形態への対応が求められています。その一つが、厚生労働省が提案する「多様な正社員」制度です。これは、転勤なし・短時間勤務・職務限定といった条件での正社員雇用を認める制度で、従来の正社員像にとらわれない柔軟な働き方を可能にします。

本制度の導入により、仕事と育児・介護の両立、長時間労働の回避、非正規からの登用といった課題に対応しつつ、人材を安定的に確保できます。

厚生労働省の導入マニュアルでは、以下の5つの導入ステップを提示しています。

  • 自社の課題を整理する
  • 制度設計の方向性を明確にする
  • 社内ルール(就業規則等)を整備する
  • 労使間での合意形成を行う
  • 社員への説明と運用開始

そして、制度設計の支援ツールとして活用できるのが、マニュアル巻末の「導入検討ワークシート」です。これを使えば、自社の制度目的、対象者、評価方法などを一つひとつ確認・記入しながら、実態に合った制度を設計できます。ワークシートは、経営層・人事担当者・現場責任者での話し合いの場でも有効で、合意形成をスムーズにする効果も期待できます。

制度の導入がそのまま、処遇改善やモチベーション向上、そして人材の長期的な定着へとつながる点も見逃せません。実際の規程整備に役立つモデル文例や留意点も掲載されており、中小企業でも安心して導入に踏み出せる内容です。

カテゴリトップへ

1st Upload 2025.06.06 No.6906

logo_futter

Keyword #柔軟な働き方 #転勤なし正社員 #ワークシート活用 #中小企業応援 #職場の多様性
#社労士 #社会保険労務士 #労務士 #労働 #労務 #人事 #年金 #社会保険 #安心 #どうしたらいい #相談 #障害年金
#京都府 #八幡市 #京都南部 #大阪府 #枚方市 #オフィススマート #京阪くずは男山社労士事務所

※あらかじめご承知おきください※
このblog記事の内容は,執筆時の法令等に基づいて記載しています。執筆時以降の法令改正等により,適用が変更となる場合があります。
記事執筆にあたり,正確な記述に努めていますが,当該記事内容に対して何らかの保証をするものではなく,内容や事例に基づくいかなる運用結果に関しても一切の責任は負いません。
また,給付金・補助金等は,支給要件や申請期間等条件を満たす必要があり,100%受けられるものではなく,もらえない場合もあります。
当サイトのご利用規約はこちら

PAGE TOP