医療機関へのマイナンバー保険証義務化に経過措置。

2023(令和5)年4月から医療機関にオンライン資格確認(いわゆる「マイナカード保険証」)の原則義務化について,経過措置が設けられることとなった。

これは,2022(令和4)年12月21日の中央社会保険医療協議会を受けて厚生労働省が明らかにしたもので,2023年9月までの導入完了を目指し,経過措置が設けられることとなった。

当初の2023年4月の原則義務化に際して,システム整備が完了しないケースが多く見られることからの経過措置導入とみられる。

実際のところ,私の関わるベンダーからは「全社を挙げての対応をしているが,操作用のPCの納期遅延やネットの開通遅延,エンジニア等の人員不足などにより工程がひっ迫している」などの声が。また,医療機関においてはコロナの対応で手一杯で対応に遅れが出ているとも。

導入の是非についてはここでは言及しませんが,関係者が全力で対応している中での,経過措置はやむを得ないものとみられます。

令和4年度末時点で,やむを得ない事情がある保険医療機関・薬局は,期限付きの経過措置を設けることになりました。(厚生労働省HP)【別ウィンドウが開きます】
https://www.iryohokenjyoho-portalsite.jp/post-21.html#keikasoti

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1st Upload 2023.01.11 No.6039

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